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ニホンオオカミは本当に絶滅した?守るべき絶滅危惧種21選!

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すでに絶滅したニホンオオカミについての新説が発表されましたね。何でも数万年前の化石からDNAを抽出という素人目からすると現実的にそんな事出来るの?という化学技術によって従来説より進化した説なんだそう。

ただ、二ホンオオカミの謎は多く、説自体もたくさんあり、どこどこの大陸から来た●●オオカミとの近縁・・だとか、そこで交配したオオカミがニホンオオカミ・・その亜種だとか別種だとか。

その辺は研究者さんに任せるとして、気になるところは、ニホンオオカミってなぜ絶滅したの?そもそも本当に絶滅したの?とかその原因だったりしますよね!

また、世界にいる絶滅危惧種も気になるところです。この地球上にどれくらいいるのでしょうか?わかる限り調べてみました!

目次

ニホンオオカミは本当に絶滅した?その原因は?

ニホンオオカミは1905年を最後に奈良県で捕獲されてからは、生存確認ができていないため、絶滅したと言われています。しかし、その後もあちこちで目撃情報や捕獲情報がでているようです。

ただ、狸やキツネと誤認したとされるものが多く、2000年になってもニホンオオカミと酷似した写真が撮影されていますが真実は定かではありません。というかガセネタでしょう。

この手の話は河童や天狗と同じ・・・とまでは言いませんが、噂が噂を呼び、背びれや尾ひれがついてくる類のカテゴリに入ってしまった感じですね。

日本の国土は狭いと言えど、人間がたどり着けないような場所でヒッソリと暮らしているのかも知れない・・と言いたいところですが、ドローン技術が発達した昨今では隠れる場所もなさそうです。

とうことで絶滅の一択ですね!ではなぜ、絶滅したのか、その原因を探ってみます。

ニホンオオカミ絶滅の原因は・・あの伝染病と可哀そうな理由が

まずニホンオオカミの絶滅の原因の1つに、かかると致死率ほぼ100%と言われる「狂犬病」や「ジステンパー」と呼ばれる伝染病だと言われています。

現代社会においても特に「狂犬病」は治療方法がありません。別名「恐水症」とも呼ばれ、人体に最も必要な水を恐れ、音や風さえも刺激を与え痙攣を引き起こすという聞くだけでも恐ろしい病気です。

さらにかかると狂暴化し、誰彼構わず噛みく特性があり、そうやって狂犬病ウィルスは宿主を拡大していく性質があります。

ちなみにペットを飼う際にも狂犬病のワクチン接種は義務付けられてますので、現代社会においてはお目にかかる病気ではありません。日本なら・・ですが。アジア・アフリカでは毎年5万人以上の死者が出ているそうですよ。

江戸時代中期にこれらの伝染病を持ったオオカミが拡大したことで駆除の対象となったようです。おそらく、野犬やタヌキ・狐の類も同じような扱いだったように思えます。

かかると悪魔のように狂暴化する病原菌をもつオオカミの類を悪魔そのもののように捉えていた人間がいても当時であれば不思議なことはありません。

これらの病気で大幅に個体数を減らした江戸時代。

最終的にトドメとなったのは人間による駆除でした。

明治期の北海道開拓時代に酪農などの畜産が普及し始めるとオオカミは開拓者の馬・羊・牛らを食い散らかします。その対策として毒入り肉を食べさせて駆除していきます。

また、開拓使は賞金を出しオオカミ駆除を行い、10年間で1500頭以上ものオオカミが捕獲されたそうです。この毒殺効果が非常に高いと全国に広まり、あっという間に絶滅に至ったという事です。

結局、悪いのは自分の都合だけを考える人間ということとも言えなくも無いですが、その辺の考え方は個々によって、立場によって変わるので「こうだ」と言い切る事は出来ません。

ただ、現時点でまだ絶滅していない「絶滅危惧種」という存在は人間の手でその種を失くすことはないようにしたいですね!今、世界にどれくらい絶滅危惧種が存在するか調べてみました。

未来の守るべき絶滅危惧種21選!

細かく挙げたらキリがないので、メジャーなところで、これが絶滅危惧種なの?と思ってしまうものに絞って選んでみました。

1.オオワシ

森林伐採などによる餌資源の減少などによる個体減少。

2.オオタカ

密漁や開発行為による生息環境の減少などによる個体減少。

3.レッサーパンダ


出生率自体がそもそも低いのに密漁や生息地の減少で現在1万頭ほどしかいないという。

4.マレーバク


レッサーパンダと同じく出生率が低く、密漁は生息地の減少。他の動物と違い1度の妊娠で1匹しか生まないためこの先の状況も厳しい。

5.トド

人間による水産物の乱獲や色々な環境の要因がある。

6.オカピ

生息地コンゴ共和国の急速な環境破壊が大きな原因と言われている。異名「森のキリン」

7.タイマイ

別名「べっこう亀」と言えば何となくわかりますよね。鼈甲(べっこう)の材料のため乱獲・密売が原因。1億年前から生息しているといわれています。

8.ホッキョククジラ

捕鯨による乱獲が原因。寿命が長く、200年生きる個体もいるとの事。寿命を全うさせてあげれれば、絶滅は避けられそうだが・・。

9.クロマグロ

40年ほど生きるといわれているクロマグロ、日本の寿司料理で最も人気のある本マグロ。なんと96%も減少。今や日本だけでなく多くの国がマグロの美味しさに気付いているため、そのスピードも加速するのか・・?

10.ホッキョクグマ

温暖化による気候変動に対応できないため、この先温暖化が加速すると絶滅の恐れあり。

11.アジアゾウ

主にインド・東南アジアに生息。人口の急速な増加に伴い生き場を失いつつある。

12.ジャイアントパンダ

主に中国で生息。森林開発により生息地を追われる。

13.サイ

キタシロサイのオスはすでに絶滅。時間の問題で絶滅するか、精子はとってあるとのことなので、人口的に生存を存続させるのか、そもそも、それが可能なのかという問題も。

14.シロナガスクジラ

かつては地球上のあらゆる海で発見されたそう。現在は25,000頭まで減少。

15.イリオモテヤマネコ

ここからは国内の絶滅危惧種。沖縄県西表島に生息。車による交通事故が原因で個体数が減少。

16.ラッコ

動物園の人気者。漁業にて魚と一緒に混獲されることにより、減少

17.ジュゴン

沖縄周辺に生息する、水族館の人気者。こちらも漁業の影響で減少中。

18.ハヤブサ

都市開発による生息地減少。人間による巣の長時間撮影も繁殖行動の妨げになっているそう。

19.トキ

すでに野生絶滅に分類されたが、人工的な繁殖により極めて異例だが「絶滅危惧種」に変更。

20.コウノトリ

森林伐採や農薬の使用などで減少したが、現在は個体を守る活動が実施され徐々に個体数を増やしています。

21.ヤンバルクイナ

外来種のマングースなどによる捕食が原因で個体の減少。

以上、これが絶滅危惧種と思ってしまうものに絞って挙げてみました。

個体減少の原因を大まかに分けると

  • 環境破壊(温暖化も含む)
  • 乱獲・密漁
  • 外来種

これって全て人間の活動によるものですよね?外来種だって最初は人間が持ってくるわけですから。

自らの手で失くしたおいて、守ろうとする、でも失くした人と守る人は別なので。

ただ失くした人間もその時の時代背景や周りの環境も様々で、この辺は一方を責めるような事を簡単にいう事は出来ませんね。

まとめ

ニホンオオカミは1905年には絶滅しました。その原因が狂犬病などの伝染病により減少し最終的には人間の憎悪の対象となり、毒殺による乱獲が原因と言われてい様です。

世界の絶滅危惧種をみても、人間の都合によるもので個体減少の一途を辿る種がほとんどでした。今はそのことを改め守る活動も多くみられますが、方や一方で乱獲をやめない人間がいるのも事実。ただ、これらの事に当事者でもない第三者が善悪を物言うのが一番の悪だと感じる今日この頃です。

 

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