東京からはるか1,000キロ離れた場所にある小笠原諸島。大小30ほどの島々があり、その中でも有人等は父島(ちちじま)と母島(ははじま)のみになります。
この記事では小笠原諸島に行く方法や料金、の他に、豪華クルージングで行く方法をお伝えしてきます。また、小笠原諸島の島々の名前の不思議についても併せてご紹介してきます。国内の移動が緩和してきた今日この頃、Gotoトラベルを利用して、大自然が多く残る小笠原諸島旅行を検討してみてはいかがでしょうか?
小笠原諸島に行く方法や料金は?
小笠原諸島に行くには基本的に「おがさわら丸」という定期便のみになります。
船乗り場は
- JR「浜松駅北口」を下車、徒歩約7分
- ゆりかもめ「竹芝駅」徒歩約1分
- 地下鉄「大門駅」下車、徒歩約8分
にある「竹芝客船ターミナル」から乗船します。1週間に1回だけ船が出ているので日程は確実に調べておく必要があります。
出発時刻は11時で到着がちょうど24時間後の同時刻に父島の二見港に到着します。帰る際には船が3日後しか出ないので、その間は現地で宿泊し、3日後の15時の船で帰路につき、24時間後の15時に竹芝ターミナルに到着、という5泊6日(うち船中泊2日)の日程が強制的に組まれます。
おがさわら丸の料金は?
運賃は月によって、または燃料費の変動によって変わりますので、その都度確認する必要がありますが、目安でお伝えすると、最も高い特等室が8~9万円。一番安い2等和室(雑魚寝)が3万弱といったところです。(片道料金)
そこから学生割・こども割引・県民割・障がい者割があります。
出発希望日の約2カ月前から乗船券の発売が始まりますので、こちらも事前の確認が必要です。
仮に1カ月前にキャンセルしたとしても、キャンセル料が発生しますので、計画的に乗船を検討する必要があります。出帆14日前で1000円のキャンセル費用が発生します。13日~2日前で2000円か10%の高い方。前日から出帆までが30%、出帆後は全額負担となります。
持ち込み荷物は?
持ち込める荷物は、縦・横・高さの3辺の合計が2m以下の荷物が2個までOKです。それ以上は1つ1200円の超過料金がかかります。
また、自転車や50cc以下のバイクは4000円弱で、125cc未満のバイクは7400円ほどで持ち込み可能です。サーフボードは1枚1650円かかります。(全て片道)
ペットは「大型ケージ」と「小型ケージ」に分かれ、2等おとな運賃の25~35%で乗せることが可能です。(約7000~1万円)
母島へ行く方法・料金は?
母島へは「ははじま丸」という船が定期運航しています。
平日は7:30に父島を出て9:30に母島へ到着。同日12:00に母島を出て14:00に父島に到着します。1週間に1回は0便の日や片道のみの日もあるので事前に確認が必要です。
料金はおがさわら丸と同様、変動がありますので、ざっくり言うと、2等で5000円ほど。子供は半額。個室椅子席使用料がA席5000円・B席3000円、それぞれ追加できます。学割はなく障がい者割引はあります。(50%オフ)
小笠原諸島へ豪華クルージングで行く方法
小笠原諸島へは定期船以外では、観光シーズンのみになりますが、豪華客船でクルージングすることが可能です。
豪華なダイニングルーム・オープンバーをはじめ多くのラウンジ・プール・ジャグジー・スチームサウナ・船内ジム・シアター・カラオケルームが完備、エステ・ネイル・ボディケアなどもできる大型客船で5泊6日程度のクルージングを楽しめます。
父島に停泊はしますが、宿泊は全て船中泊です。料金の1例ですが一番下のランクで30万円から、ロイヤルスイートで100万円ほどです。
にっぽん丸・ぱしふぃっくびいなす・ふじ丸・飛鳥Ⅱ・きそ・いしかり・きたかみ、これらの客船がそれぞれ企画しているのでお金に余裕がある方はチェックしてみてください!
まとめ
小笠原諸島に行く方法や料金、豪華クルージングで行く方法を調べてご紹介いたしました。
定期船にしろ豪華客船にしろ小笠原諸島へ行こうと思えば海路一本となります。
1度出発すれば、帰るまでに1週間はかかるので、余裕をもって計画をたてた方がいいですね。
お金に余裕のある方はワンランク上の贅沢としてクルージングで優雅に旅するのもおすすめです。
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